相模台病院


令和2年度 相模台病院 病院指標
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 31 21 45 57 184 339 402 488 360 105
■定義
・集計対象患者は2020年度(2020年4月1日~2021年3月31日)退院患者とします。
・年齢は入院日時の満年齢とします。
■解説
当院は幅広い年齢層の患者が入院しています。昨年と比べ全ての患者数が減少しています。60歳以上の割合は昨年と同様に60%と横ばいの状態が続いています。最多の70歳代は全体の約2割を占めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病なし 243 1.3 7.26 0 60.92
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 218 5.69 5.67 0 60
11012xxx04xxxx 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 112 1.11 2.66 0 54.25
110310xx01xxxx 腎臓又は尿路の感染症 経皮的腎(腎盂)瘻造設術等 46 13.78 14.16 0 61.54
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 35 2.31 2.54 0 69.69
■定義
・各診療科別に症例数の多いDPCコードを元に集計した上位5位の患者数、それに伴う平均在院日数、転院率、平均年齢を示します。
・平均在院日数(全国)を除き、患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
泌尿器科では、当院が尿路結石の治療を積極的に行っている為上位3件が尿路結石に関する症例となりました。 結石破砕中、尿管ステントを挿入します。後日ステントを取り除く為に日帰りで入院されるので「その他の手術あり」という症例が 最も多い結果となりました。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 86 3.23 2.66 0 64.98
060280xxxxxxxx アルコール性肝障害 23 17.13 13.95 8.7 59.48
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 22 9.18 7.74 0 59.36
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 22 14.36 9.53 4.55 77.45
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2なし 18 7.83 8.83 0 59.17
■定義
・各診療科別に症例数の多いDPCコードを元に集計した上位5位の患者数、それに伴う平均在院日数、転院率、平均年齢を示します。
・平均在院日数(全国)を除き、患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
消化器内科では、例年通り大腸ポリープで入院される症例が大半を占めました。消化器内科で大腸ポリープ切除を行う場合、 内視鏡検査で大腸ポリープを確認次第切除します。翌日に退院される症例が多い為、外科と比べ平均在院日数が短い傾向にあります。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 36 15.53 10.3 2.78 67.64
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 32 3.47 2.66 0 72
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 21 7.24 4.86 0 74.62
060150xx02xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴うもの等 19 10.21 9.76 0 47.53
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 15 15.47 16.19 0 70.33
■定義
・各診療科別に症例数の多いDPCコードを元に集計した上位5位の患者数、それに伴う平均在院日数、転院率、平均年齢を示します。
・平均在院日数(全国)を除き、患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
外科では、消化器系の症例と乳癌を積極的に診察しています。乳腺外来等で早期発見・早期治療を行っている為、乳癌で入院される症例が多くなっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 16 24.5 18.81 12.5 82.56
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 14 7.79 5.18 0 54.5
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 13 30.62 25.09 69.23 84.85
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 10 13.2 12.87 10 60.7
160780xx97xx0x 手関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 定義副傷病なし - - 4.35 - -
■定義
・各診療科別に症例数の多いDPCコードを元に集計した上位5位の患者数、それに伴う平均在院日数、転院率、平均年齢を示します。
・平均在院日数(全国)を除き、患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
整形外科では、各部位の骨折による症例が大半を占めました。当院は手術後、十分なリハビリを行ってから退院する事が多い為 全国平均に比べ在院日数が長期に渡る傾向があります。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 30 92.57 20.51 23.33 80.3
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 15 56.27 18.61 0 79.27
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 17.23 - -
040081xx97x0xx 誤嚥性肺炎 手術あり 手術・処置等2なし - - 36.73 - -
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 6.46 - -
■定義
・各診療科別に症例数の多いDPCコードを元に集計した上位5位の患者数、それに伴う平均在院日数、転院率、平均年齢を示します。
・平均在院日数(全国)を除き、患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
呼吸器内科では、肺炎で入院された症例が大半を占めています。高齢化の影響もあり平均年齢が高い為、誤嚥性肺炎での入院が多くなっています。当院では高齢且つ重篤な状態で受診される方が多い為、入院日数が全国平均に比べ 長期に渡る傾向にあります。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 7.48 - -
060380xxxxx00x ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 5.86 - -
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13 - -
180010x1xxx0xx 敗血症(1歳未満) 手術・処置等2なし - - 7.64 - -
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 6.46 - -
■定義
・各診療科別に症例数の多いDPCコードを元に集計した上位5位の患者数、それに伴う平均在院日数、転院率、平均年齢を示します。
・平均在院日数(全国)を除き、患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
急激な発熱により緊急来院し、感染性の病名と診断する症例が多くなっています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり - - 14.01 - -
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 11.04 - -
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし - - 20.51 - -
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 17.23 - -
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等21あり - - 33.5 - -
■定義
・各診療科別に症例数の多いDPCコードを元に集計した上位5位の患者数、それに伴う平均在院日数、転院率、平均年齢を示します。
・平均在院日数(全国)を除き、患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
腎臓内科では、腎不全に纏わる入院が大半を占めました。透析を開始する為、シャントを造設する目的で入院される症例や 本格的な人工透析の開始を目的とした入院のほか、当院で人工透析を受けられている患者が体調を崩された際、腎臓内科へ入院される場合もあります。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - 1 7
大腸癌 - - - - 11 32 1 7
乳癌 10 13 - - - - 1 7
肺癌 - - - - - - 1 7
肝癌 - - - - - - 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
■定義
・病気分類はUICC病気分類に基づいた、胃・大腸・乳・肺・肝(肝内胆管癌含む)の癌とします。
・UICC第7版に基づくTNM分類から示されるステージごとに患者様を振り分けています。
・TNM分類が不正確等で病期(stage)が不明な場合は、「不明」としてカウントとします。
・Stageが「0」のものは集計対象外とします。
・患者数は延べ人数とします。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入しています。
■解説
大腸癌の再発例が最も多い結果となっています。当院では癌の根治的治療の他に治療困難となった患者の緩和ケアなども実施しております。
乳癌に関しては平成29年より3Dマンモグラフィーの導入や、乳癌検診などを行い、早期発見・早期治療に力を入れています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 17 25.59 77.06
重症 11 45.45 77.09
超重症 10 130.70 84.50
不明 - - -
■定義
・成人(20歳以上)の市中肺炎で入院した患者の重症度ごとに、患者数、平均在院日数、平均年齢を示します。
・入院契機傷病名および最も医療資源を投入し傷病名に対するICD10 コードが J13$~J18$ で始まるものに限定します。
・重症度分類は、A-DROPスコアを用い、軽症~超重症の4段階で表記し、各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類します。
・重症度の計算には年齢・性別因子を考慮します。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
  ※市中肺炎とは普段の生活の中で罹患した肺炎を指します。
■解説
当院の肺炎患者は高齢且つ重篤な状態で受診される方が多数占めますが、 市中肺炎の重症度は"中等症"患者が最も多い結果となりました。今年度は診断群分類別患者数等で示した通り、誤嚥性肺炎が多く、誤嚥性肺炎は重症度分類されない為"中等症"が割合の多くを占めました。
脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 - - - -
その他 - - - -
■定義
・脳梗塞の病型別の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を示します。
・発症日が「3日以内」の場合とそれ以外の症例に分けています。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入しています。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
当院では脳神経外科を標榜していないため他医療機関へ依頼するケースが多く、症例数は少ない結果となりました。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K783-3 経尿道的尿管ステント抜去術 228 0.1 0.07 0 60.11
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 213 1.79 3.14 0 59.83
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術 112 0.04 0.07 0 54.25
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 106 1.21 5.26 0 66.55
K7981 膀胱結石,異物摘出術(経尿道的手術) 33 2.24 8.27 0 75.94
■定義
・診療科別主要手術の中で実施件数の多い上位5位の患者数、それに伴う平均術前・術後日数、転院率、平均年齢を示します。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
当院では、結石破砕の治療を主に行っています。破砕に関しては結石の大きさ・位置・水腎症の有無などでESWL、TUL、PNL等の治療の選択肢があります。また、結石を体外から衝撃波で破砕する機械により日帰り入院での結石破砕も可能のため「体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(ESWL)」の手術件数が多くなっています。 続いて、「経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの(TUL)」が多くなっております。こちらは麻酔を行い内視鏡にて直接結石を砕く手術となります。「経尿道的尿管ステント抜去術」の件数が多くなっているのは、「経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの(TUL)」を行う場合に「経尿道的尿管ステント留置術」を同時に併施し、後日再入院して留置していたステントを抜去または、腎盂腎炎等の他疾患の治療のため「経尿道的尿管ステント留置術」を施行、その後抜去するため件数が多くなっています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 79 0.38 1.82 0 65.35
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 22 3.27 21.64 4.55 78.77
K635 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 20 2.4 10.15 5 67
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm以上) 13 0.23 11.15 0 62.92
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 8 0.63 8.75 0 69
■定義
・診療科別主要手術の中で実施件数の多い上位5位の患者数、それに伴う平均術前・術後日数、転院率、平均年齢を示します。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
消化器内科では大腸ポリープ切除術を積極的に行います。長径2センチメートル未満・以上がどちらも手術件数の上位に入る結果となっています。消化器内科でポリープ切除を行う場合は、外来で内視鏡検査を施行中にポリープを発見・切除を行い、同日入院し翌日には退院する症例が多いです。 しかし、昨年に比べ平均年齢が高くなった為、術後の経過観察が長くなっております。 総胆管結石の治療も行っており、「内視鏡的胆道ステント留置術」が手術件数の上位に入る結果となりました。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 35 0.71 3.26 0 72.71
K6335 鼠径ヘルニア手術 21 2.1 4.14 0 74.62
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 20 5.75 12.4 0 70.05
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) 19 1.32 7.89 0 47.53
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 16 2 7.56 0 65.06
■定義
・診療科別主要手術の中で実施件数の多い上位5位の患者数、それに伴う平均術前・術後日数、転院率、平均年齢を示します。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
外科においても消化器内科同様ポリープ切除術を施行しています。ただし切除後も数日間、外科的な経過観察をしてから退院する症例が多いため、消化器内科よりも在院日数が長い傾向にあります。また、ヘルニア手術や腹腔鏡を用いた胆のう摘出術も積極的に行っています。
乳癌に関しては平成29年より3Dマンモグラフィーを導入し、早期発見・早期治療に力を入れています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
k0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 20 1.9 7.45 0 58.9
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 12 7.42 21.58 50 78.08
K0463 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,手(舟状骨を除く),足,指(手,足)その他) - - - - -
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) - - - - -
K037 腱縫合術 - - - - -
■定義
・診療科別主要手術の中で実施件数の多い上位5位の患者数、それに伴う平均術前・術後日数、転院率、平均年齢を示します。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
整形外科では骨折に対する観血的手術が上位3位を占めていました。 症例によって入院中に手術のみを行い外来でリハビリを行う場合と手術からリハビリまでを入院で行う場合があります。「骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿」では高齢者の受傷が多く、リハビリを行い経過観察してから退院することが多いため、在院日数が長くなっています。
呼吸器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) - - - - -
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) - - - - -
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
■定義
・診療科別主要手術の中で実施件数の多い上位5位の患者数、それに伴う平均術前・術後日数、転院率、平均年齢を示します。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
呼吸器内科で手術を行うことは稀であり、行ったそのほとんどの手術が外科や整形外科などの他診療科の手術となっています。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K653-2 食道・胃内異物除去摘出術(マグネットカテーテルによるもの) - - - - -
K7151 腸重積症整復術(非観血的なもの) - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
■定義
・診療科別主要手術の中で実施件数の多い上位5位の患者数、それに伴う平均術前・術後日数、転院率、平均年齢を示します。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
呼吸器内科と同様に内科的治療が主となります。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -
■定義
・診療科別主要手術の中で実施件数の多い上位5位の患者数、それに伴う平均術前・術後日数、転院率、平均年齢を示します。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
・「転院」については、退院先が「他の病院・診療所への転院」とし、転院患者数/全退院数を転院率とします。
■解説
腎臓内科では内シャント設置術を行っております。基礎疾患に腎不全をお持ちの患者が入院後に合併症にて内視鏡的胆道ステント留置術や胃瘻造設術を施行した症例もありました。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 - -
異なる - -
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 12 0.59
異なる - -
■定義
・播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、手術・処置等の合併症について、入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)の同一性の有無を区別して対象患者数と発症率を示します。
・患者数が10未満の数値の場合は、他項目も含め-(ハイフン)を記入します。
■解説
医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症の発生率を示したものです。当然、発症率が低いほうが良いのですが、免疫力が低下しているときに合併して発症することが多いため、コントロールが困難な症例と言えます。

■手術・処置等の合併症内訳
 ▪VPシャント機能不全 ▪グラム陰性桿菌敗血症 ▪シャント機能低下 ▪シャント不全 ▪シャント閉塞症 ▪シャント狭窄 ▪ヨードショック ▪生検後出血 ▪左鎖骨内固定材の位置異常 ▪手術創離開 ▪術後血腫 ▪術後後腹膜膿瘍 ▪術中尿道損傷 ▪深在性真菌症 ▪中心静脈カテーテル感染症 ▪尿管ステントによる出血 ▪播種性血管内凝固出血
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